最終更新日:2017年7月26日(水曜日) 8時53分 コンテンツID:2-14-11255
大きくなってね
カワヤツメの稚魚を放流する柳田小児童
初めに柳井教授がカワヤツメについて児童に説明した
柳田地区独特の漁法「カンコ漁」の話をする河川漁業協同組合の道重(みちしげ)さん
能登町と県立大学は6月19日、国の絶滅危惧種「カワヤツメ」の稚魚約300匹を柳田地内の町野川に放流しました。
カワヤツメはヤツメウナギの一種。日本海から遡上して、古くからかば焼きや卵とじなどで利用し、干物は漢方薬にも珍重されています。1980年代は1日1000匹前後を捕獲していましたが、河川の護岸工事などで現在では年間50~60匹にとどまっています。
県立大学環境科学科の柳井清治教授の研究グループが人工ふ化させ、体長約1センチに繁殖させました。
放流会では、柳田小学校の6年生16人が柳井教授や柳田河川漁業協同組合の組合員からカワヤツメの生態や「カンコ漁」の説明を受けた後、1匹ずつ稚魚を川面に放ちました。
ヤツメツナギ研究家・ラルフランプマンさんが、アメリカのヤツメウナギ文化を紹介
アメリカにもカンコ漁と類似した漁法が存在し、保全研究が進められている
稚魚を顕微鏡で観察する児童
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