灯りがついているキリコに描かれた絵を多くの人たちが眺めている写真

どいやさ祭1.

観客の人たちが見ている前で太鼓を叩いている写真

どいやさ祭2.

松明の火の後ろにキリコが見えている写真

どいやさ祭3.

袖キリコが太鼓や囃子に合わせて、担いで船揚場の波打ち際まで降ろし、2本の積棒(つんぼ)を袖キリコの台に差し込み、太鼓や囃子に合わせて持ち上げ、伝馬船に積み込むところが一番の見せ場。

起源については残されているものは無いが、当時の長老の話の中にも、伝馬船に乗せて、風に流された事などが書いてあり、姫漁協はイカ釣りが盛んで、北海道へイカ釣りに行くようになってから、祭礼の時期が変わった事なども書いてありました。また、祭りは海上の安全と大漁を祈願するものとも書いてあり、真脇も戦前までは袖キリコを出していたと聞いています。
小木、越坂もそうですし、旧小木町は袖キリコ文化圏だったと思われます。姫の袖キリコと小木、越坂の袖キリコは、形が少し違い、姫の絵は基本的に前面に描き、人物の背景の絵は、色紙を貼り、奥行きがあるよう遠近法で描きます。
1970年代、諸事情により祭が簡略化されていたが、2000年に地元の方々の努力によりもとの形に戻った。

開催日:毎年7月第4土曜日(令和6年は8月第4土曜日)
開催場所:能登町姫地区全域

見所

 船揚げ場にて袖キリコが伝馬船に積み込まれる模様は見応え十分。積込み後、伝馬船で港内を巡航する袖キリコの灯りで海面が照らされ、花火が打ち上げられると、幻想的な雰囲気に包まれる。

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