
鵜川の夜空に花火が舞い上がる

独特の形をした「にわか」

太鼓や笛で賑やかに囃す
能登鵜川の地で古くから伝わる漁師の祭礼「にわか祭」。
鵜川の2つの台網(大敷網)である、下の網(海瀬組)と上の網(馬場組)の男たちは、不漁や海難事故が続いたため、海の女神、市杵島姫命(弁財天)を祀る海瀬神社に豊漁、海上安全を祈り、行燈に凛々しい武者の絵を描き威勢よく担ぎ祭神を慰めた。
以来、漁業に栄えた鵜川の漁師たちが祭礼に使われた御幣や武者絵をそれぞれの船や神棚に豊漁安全のお札として飾る風習は、寛永年間(約400年前)から今も受け継がれている。
高さ7メートル、幅5.4メートルの大奉燈9基が町内を練りまわる。

にわかに描かれた武者絵

どの武者絵も力作ぞろい
開催日:毎年8月第4土曜日 (注意)日程は変更される場合があります。
開催場所:能登町鵜川地区全域
「見卸しの浜」に集結した9基の「にわか」が21時頃に出発し、町内を巡行した後、0時頃に海瀬神社へ入宮。その後、神社境内にて朝方まで乱舞が続く。
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