水揚げされた大量のイカが並べて置かれている写真

能登で水揚げされるイカ

船内一本凍結イカと書かれた段ボール箱が次々と船からおろされている様子の写真

船から荷降ろしされる船内1尾凍結イカ

きれいに並べて天日干しされているイカの一夜干しの写真

イカの一夜干し

 能登町小木は、日本海側最大の冷凍イカの水揚げ地として古くから栄えてきました。
 釣り上げたイカを船内で一本一本急速冷凍する、「船内一本凍結イカ」は、日本の三大イカ釣り船団「石川船団」で誕生した方法で、全国的に有名な「ブランドイカ」に発展しています。
 イカ加工品としても、伝統的なものはもちろん、新たな商品開発も行なわれており、町の特産品として多くの方々から好評を得ています。

イカの口が数個ずつ串に刺してあるめがらすが網の上で焼かれている写真

めがらす

小皿に盛り付けられたいさぶの写真

いさぶ

  • 船内一本凍結イカ
     日本海沖で釣り上げたスルメイカを船内で一杯ずつ洗浄しマイナス40度で急速冷凍。高い品質を保持したまま出荷されるので、抜群の鮮度が保たれており、刺身用としてのニーズが高い。また、冷凍ブロックではなく1杯づつ凍結されているので、使いたい時に、使いたい量だけ手軽に取りだす事ができる。
  • イカの一夜干し
     能登で水揚げされるスルメイカを、能登の潮風で天日干し。
     近年では、仕立ての際に、あえて食塩を使わずに、当町で取水されているミネラル豊富な「能登海洋深層水」を使う事で、自然の塩味で味全体に丸みを帯び、イカ本来の旨味があふれます。とても柔らかく癖になる逸品です。
  • めがらす(いかとんび)
     イカ1パイから1ヶしか採れないイカの口で、殻は丁寧に取り除いてあり、数個ずつ串に刺しであります。塩や海洋深層水で下ゆでしてあり、ほんのり塩味がきいて、冷めてもやわらかく召し上がれます。お酒の肴に最高です!
  • いさぶ
     一度は消えた幻の伝統食品。
     昭和40年代まで、タラのはえ縄漁の餌に使ったイカの切り身のうち、魚に食べられずに残り、陸に持ち帰って食べたもの。
     水深200メートル以下の海中に丸1日以上漬けておくことになるため、生のイカに比べて身が柔らかく、甘みも増すという。
     現在では、かけ流しの海洋深層水に30時間漬ける事により、独特の風味と塩味を再現させた。
  • イカの塩辛
     全国各地でイカの塩辛はありますが、能登のイカの塩辛は、能登に伝わる伝統の味。生臭さが無く、とても食べやすい仕上りになっています。イカ墨を加えた黒づくりも人気の商品です。
  • イカめし(鉄砲めし)
     スルメイカの内臓を取り除いたお腹に、もち米などを詰め、甘辛いタレで炊き上げる。イカの旨味がもち米に沁み込み、とても美味しい。
  • イカつみれ(イカ団子)
     イカの身をすり潰し、団子状にしたもの。最近では、おでんや鍋の具材として、人気を集めている。
  • イカ味噌
     大豆を使わずイカ肉と塩と麹だけで造る味噌。栄養素はタウリンが普通の味噌の3倍、DHAも豊富で、成人病の予防などに効果があると言われています。大豆を全く使っていないので、大豆アレルギーの方にも安心です。調味料は塩しか使っておらず、無着色・無添加の自然食品です。
  • その他
     上記に紹介した商品以外にも、「いしり」「もみイカ」「地獄漬け」「いかごろ」等、まだまだ沢山の商品がありますので、是非、能登町へお越し頂き、イカを堪能してみてはいかがでしょうか。
パックに入ったイカの塩辛の写真

塩辛

輪切りにしたイカ飯が四角いお皿にきれいに盛り付けられている写真

イカ飯

笹の葉の上に並べて置かれた3つのイカつみれと、半分に切ったイカつみれの写真

イカつみれ

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