屋敷林を背景に広大な敷地にある中谷家全体を写した写真

中谷家全景俯瞰

 「中谷家住宅」は、江戸時代に天領(幕府領)であった黒川の庄屋をつとめた中谷家の屋敷です。
 広大な敷地の正面に堀を構え、屋敷地側には高い石垣を築き、背後には屋敷林を有しています。
 2代新助の時代にあたる享保6年(1721)に主屋(土間周辺)が立てられ、5代亮太郎の時に座敷(主屋正面右手)が増築されています。
 敷地内には離座敷、土蔵などのいずれも質の高い建物が残されており、とりわけ黒と朱で塗り分けた塗蔵は見ごたえのあるものです。
 建物の発展過程をよく知ることができ、奥能登を代表する大型民家であるとして、令和4年5月20日に国文化審議会が重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申しました。

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